【TOKYO 2018】

 

 昨年11月の財団設立の際には、故真咲なおこさんと長きに渡り仕事をしてこられた多くの皆様から温かいご支援を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

2018年春、真咲映像財団は広い青空に向けてTAKE OFFいたします。

 

さて、2018年、日本は新しい時代の幕を開けます。

平成から新元号の発表待ち、2年後に迫るオリンピックに向けて日本は世界へ向けて強く発信をしていく「時」なのです。真咲映像財団は「女性活用」「放送人材育成」「日本再興への取り組み」をミッションとし、Web放送、映像制作企画開発等で社会への提言を発信いたします。

 

 2015年に女性活躍推進法が成立しましたが、OECD経済協力開発機構加盟41か国を対象とした調査によると、日本の女性就業率は26位。世界企業トップへの調査による女性管理職の比率に関しては、なんと世界ワーストワンであるというのが今の日本の現実です。またジェンダーギャップ(男女差)を数値化した調査では144か国中114位。組織内やビジネスシーンだけではなく、様々な場面でジェンダーギャップがあることがわかります。

 

 これは単に社会の仕組みの問題だけではなく、女性自身の意識の持ち方が大きく関わっていると私は思うのです。昨年ベストセラーとなったリンダ・グラットン氏の「LIFE SHIFT」は多くの人々に、人生100年時代となった現代の新たな人生計画を考えるきっかけを与えました。また、政府が掲げる「人づくり革命」にもその人生戦略論は大いに寄与するところとなりました。健康でさえあれば、何歳からでも新しいことにチャレンジできるのです。学ぶこと、自分自身に投資することに躊躇しては何も始まらないのです。

 

今、昨年の元日、自分自身に誓った言葉を思い返しています。

REBORNRESTART」」自分自身に言い聞かせた言葉です。何かをスタートするのに遅いということはありません。何かをスタートするのに必要なことは、少しの「勇気」。「だって…」「でも…」人は一歩を踏み出せない時についつい言い訳を考えてしまいます。私自身もそうであった…のでしょう。自分の感覚を研ぎ澄ませてみてください。一歩踏み出す時が「今」であることがわかるはずです。歩踏み出すと、目に入る景色が変わります。一歩踏み出すと、前を歩いていた人と知り合えます。一歩踏み出すと、心に抱いていた言い訳がちっぽけなことだと気づきます。

 

財団の活動や番組が、一歩を踏み出したい誰かの背中を押してさしあげられる、そのような存在でありたいと願い、2018年を財団元年とし広く発信してまいります。  また、政府が進める日本再興戦略の一助として、地方再興のためのインバウンド企画番組の制作が今年の大きな柱となります。動画配信は今や誰もが簡単にできる宣伝、広告ツールです。あらゆるモノ・コトが溢れる時代において、「見たい」「おもしろい」「共有したい」コンテンツを企画制作していくことが課題となります。故真咲なおこさんが創ってきた映像・番組は、今見てもなお斬新で鋭い視点で社会に問いかけをしているものです。その遺志を後世に繋ぐ使命を持つ真咲映像財団。皆様からのお声に耳を傾け、多くの方が参加できるような番組制作を、そして放送と通信の融合を研究する機関として世界の中の【TOKYO】を発信してまいります。

 

今年、自身に課したテーマは「EXPAND」。スキル、交遊、知識、視野…を「拡げる」ことに力を注ぐ1年にいたします。新しい時代のスタートと共に大空へ離陸する真咲映像財団。どんなに風が強くても、どんなに雨が降っていても、雲を抜けると必ず青空が広がっています。その青空を見るために、スタッフ一同力を合わせて操縦桿を握ります。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

                                                                                      一般財団法人真咲映像財団 代表 詩麻絢子